チョーキング(のど詰まり)
日時:2008年3月3日 8:00am頃
場所:東京・文京区 自宅
救助者:伊奈 和美さん(MFAプロバイダー)
MFA受講日:2008年2月28日
コース名:チャイルドケアプラス・コース
出来事と救助者がとった行動:
3月3日の夜、11:00頃、ペットボトルで遊んでいた8ヶ月の息子が ペットボトルのラベルをかじって飲み込んだようで、詰まったのか、苦しそうに涙もポロポロ流しているものの声が出ない。
受講したのがつい最近のことだったので、すぐに思い出して、息子を腕に乗せてあごを固定してバックブロウをしました。 4,5回で吐き出すことが出来ました。その後、すぐに機嫌がよくなりました。
救助者の感想:
受講したときは、いざというとき冷静にたいしょできるかものなのか不安でしたが、今回、実際に救助活動をしてみて、 案外冷静に落ち着いてできたことに驚きました。そしてさらに自信がもてたと思います。 だっこしたときの息子のあたたかさを感じるたびにインストラクターの天木さんとの出会いや救急法を受講したことに感謝しています。
日時:2001年1月20日 8:00am頃
場所:自宅
救助者:藤田 恭子さん(MFAプロバイダー)
MFA受講日:1999年9月12日
出来事:
自宅で同居している姑(78才)が朝食として餅を食べ、3個めの最後のひとくちを一気に飲み込んだとたんにのどを詰まらせた。
出来事と救助者がとった行動:
即座に背中を叩いたりしましたが、餅がでて来ないので、その場で腹部スラストを3回施したところで、餅が出てきました。その後、姑は何ごともなかったかのように元気に過ごしていました。
日時:1992年9月某日 6:00pm頃
場所:東京・練馬区、自宅・台所
救助者:北島 利恵子さん(MFAプロバイダー)
MFA受講日:1992年6月10日
出来事と救助者がとった行動:
当時、このような報告をすることを予想していなかったので日にちは覚えていないが、家族で夕食をとっている時の出来事です。
食事中、祖母が突然せき込み、苦しみ出した。何かが喉につまってしまった様子に、すぐにチョーキングだと判断できました。
あわてた私は、思わず背中をたたきましたが、異物はとれませんでした。そのうちに祖母の唇は青ざめてしまい、苦しみながら床に倒れてしまいました。
私はとても慌てていたのですが、「落ち着かなければ。そうだ、私は手当の仕方を習ったはずだ」と思い、母親と二人で祖母の体を起こし、後ろに回って、習ったように腹部スラストを施した。
3~4回やった頃でしょうか、「ゲボッ」という咳と共に、詰まっていた物が出てきました。
救助者の感想:
祖母の顔色も良くなり、笑顔が戻ったときは本当にほっとしました。同時に、MFAの講習を受けていて本当に良かったと思った。
「苦しかったけど、楽になったよ。ありがとう。」と言う祖母の言葉を聞けて何だか自信が出てきたのです。